タイ人の夢、宝くじへの思い

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タイ人は宝くじが大好きです。
毎月1日と16日が抽選日なのですが、その日になると「宝くじ買った?」という言葉が社内でも飛び交います。
宝くじは英語のようにロッタリーと呼ばれ、スーパーやコンビニの前、市場などで販売人から一枚80バーツで購入します。

タイの宝くじで遊ぼう!

きれいに並べられた宝くじから好きな番号を買うのですが、人気の番号はすぐ売れてしまうので、欲しい番号が売り切れのこともしばしばあります。
一枚二組なので、当選すれば当選金額の二倍がもらえることになります。
ですが多くのタイ人は、この宝くじを買うわけではありません。
仲間内で行う場合もあります。好きな番号を好きな金額で買う事ができるこの仲間内の賭け事は実は違法なのですが、タイ人には広く浸透しています。
宝くじはタイ語でフアイと言いますが、ロッタリーと言うと正規の宝くじです。フアイと言うと仲間内の賭け事と解釈されるようです。

タイ人達のこのロッタリーやフアイの数字の選び方がちょっと変わっている時があります。
普段から好きな数字を買ったりするのとは別に、事故や亡くなった人があるとそれに因んだ数字を買うんです。
例えば新聞に事故の記事が載ったり自分のまわりで事故があったとします。
事故で死亡した人は○○歳だった、事故をした車のナンバーは○○だった、事故は○○時○○分に起きた、など。
その事故に関係のある数字を買うのですが、最初これを知ったときはびっくりしました。
事故に因んだ番号を買うというのは今でも理解できないのですが、どうやら亡くなった人が当選に導いてくれるという考えているようです。
タイではお葬式があると、故人の顔を見て別れを告げた後に宝くじを買ったりします。田舎の方では故人に触れながら宝くじの番号を選んで買うこともあるようです。そうすると故人が当選番号をお告げしてくれると信じているのです。
なのでお葬式の会場になるお寺の前には何人かの宝くじ売りの人が待機しています。
私も一度お葬式に出席したことがあるのですが、その時にもやはり宝くじ売りの人が来ていました。その時はまだ何故だか知らなかったので、場違いじゃないのかと思ったことを覚えています。

私の会社の給料日は月末なのですが、翌日1日の宝くじは奮発しちゃう人が多いです。
給料の半分くらい宝くじにつぎ込んでしまう従業員もいるほどです。そして当選できずに一ヶ月苦しい思いをすることに。それでも懲りずに翌月同じ事をするんです。上司としては困りものです。
三時半頃になるとネットでも当選番号が確認できます。
現場から奇声があがることもあり、最初は事故でも起きたのかとびっくりしましたが、今では「ああ、誰かが大きく当たったんだな」と思うくらいになりました。

とにかく宝くじが大好きなタイ人。宝くじを買うと、タイ人との話の種にもなりますよ。

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