タイの雨季に起きた事件

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タイには雨季という季節があります。だいたい6月から10月の5ヶ月間なので、かなり長いと言えるでしょう。
雨季も最初と最後では雨の降り方や時間帯が変わってきます。しかし、豪快に降ることは変わりません。
今年の雨季はちょっとした事件がありました。

タイの天気|日本気象協会 tenki.jp

私は4月に新しいコンドミニアムに引越しをしました。新築の低層コンドミニアムで、8階建ての最上階です。
ある日曜日、部屋でくつろいでいると雨が降り出しました。
窓の外で雨の音がするから気がついたのですが、なんだか寝室からも水の音がするんです。
なんだろうと思いのぞいてみると、天井から水が滝のように落ちてきていました。
雨漏りです。いや雨漏りなんてかわいい表現では間に合いません。
屋根の一部が機能を失っているという状態でした。
当然部屋の中は水浸し。まさかこんな事が起こるなんて、とてもびっくりしました。
屋根と天井の修繕が終わり、これで雨漏りはしないだろうと思ったある日のことです。
寝室の床が濡れています。
「天井は直したはずなのに・・・」と思っていると、なんと窓のサッシから水が浸入してきていたんです。
日本とは雨の量が違いますから、サッシのレールに溜まった水が室内に入り込んでしまうんです。
サッシの修繕もしてもらい、今は部屋に水が入ることもなくなりました。
それにしても床からなにから修繕しなくてはならなかったので大変でした。
私だけかと思って、スタッフに聞いてみたら、こういう雨漏りは、タイでは結構あるみたいです。

友人にふりかかった雨事件は、もっと衝撃的でした。
職場のとなりのコンドミニアムに引っ越すことが決まり、出勤前に荷物を少しずつ運びこんでいたある朝のことです。
前の晩からずっと、雨が止むことなく降り続いていた日でした。
友人が引っ越し先の部屋のドアを開けると、天井が下がっているというのです。
屋根から雨漏りしていたんです。壁紙ならぬ天井紙に水が溜まり、今にも落ちてきそうという状態です。
LINEで写真を送ってきたのですが、そレはまさにドリフといった写真でした。
急いで大家さんと管理人さんに部屋に来てもらうよう電話をかけました。
とりあえず待つしかない友人がドアを閉めた瞬間に張り詰めた天井紙が破れ部屋が水浸しになりました。
「ばっしゃーん」という感じだったことだと思います。

こんなことは滅多にないだろうと思っていたのですが、この雨季に私のまわりで2件ありました。
やはり寝室の屋根が落ちたのですが、その部屋は最上階ではないんです。
一体どういうことだったんでしょうか。今度詳しく聞いておきます。

被害が人災じゃなかったので今では笑い話になっていますが、思いもよらないタイの雨事件でした。

タイの雨季について

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日本の梅雨と違い、タイの雨季の雨は豪快です。
バケツをひっくり返したような雨とはよく言ったものだなと、いつも思います。
「ドシャー」という表現がぴったりです。

雨季に入ると、友達との約束もあいまいになります。
「出るときに雨が降ってなければ」「雨で洪水しなければ」そんな理由ではっきりしないことがあります。
なぜなら一度、雨がドシャーと降ってしまうと、もう外には出れません。
傘なんてただのアクセサリーのようです。足元からびっしょりになります。
雨季の雨はスコールのようにすぐ止むわけではないので、待ち合わせに行けなくなることもしばしばあります。
幸い朝からどしゃ降りというのは滅多にないので、仕事に行けなかったということは今まで経験ありません。

雨が降ると、ところによっては洪水になる地域もあります。
私の家の近くの道路も雨のたびに冠水し、まるで川のようになってしまいます。
それでもタイ人は慣れっこなのか、底をチャポンチャポンいわせながら車でその川を通行します。見ているこちらは本当に大丈夫なのでしょうかと心配になります。
車で通行する以外の選択肢がないので、私も川を車で通行して通勤していました。しかし、何日か経った日に車内のフロアマットの下がびっしょり濡れているのを発見しました。
私が川を運転するときに基準にしているのは、他の車が通っているか通っていないかです。もしかしたらその基準自体が間違っているのかも知れません。
車のない人はバイクまたは徒歩で川を行くことになります。
私は徒歩での川通行は絶対にやりたくありません。
水の中には何がいるか分かりませんし、耐性のない日本人では足に傷があれば確実に膿んでしまうでしょう。
万が一に備えて、車の中には胴付き長靴を置いています。
この胴付き長靴は、2011年の洪水のときに日本から買ってきたものです。
あの時は、以前住んでいたアパートの周辺の道路が乗用車は通行できないほどの川になり、友達と遊びに出かける時はこの胴付き長靴を着て駅まで出かけたものです。
道路をばしゃばしゃ歩く人もいましたが、船で通行している人も見かけます。非日常な道路の風景です。
あの洪水の時は、川になった道路にワニがいたとか、そんなニュースも飛び交うこともあります。
あのような大規模な洪水が再び起こらないといいと願います。

普段の雨ではバンコクはそこまでの洪水にはなりませんが、冠水する道路が出るのはいつものことです。
今年は、地下の駐車場に水が入りこみ、停めてある車30台が水に浸かるというニュースがありました。
今、私の住むエリアでは洪水対策の道路工事をしています。
もう乾季に入ったので、その成果が見れるのは来年です。いい結果になることを祈るばかりです。